レーシングライダーの大久保光選手が参戦したMotoE世界選手権第7戦カタルーニャGPのレポートです。
事前データを手に、満を持して参戦したカタルーニャ
皆様こんにちは!大久保光です。
いよいよMotoE世界選手権も残すところイタリア、ミサノでおこなわれる最終戦を残すのみとなりました。厳しい戦いが続いている現実ではありますが、最後まで諦めずにしっかりと戦い抜きたいと思います。
その前に今回は前線、スペインのバルセロナで行われましたMotoE世界選手権第7戦カタルーニャラウンドについて書いてレポートさせて頂きます。

まずこのカタルーニャサーキットは、今季のMotoE開幕戦の前の公式テストが行われた場所でもあり、前もってデータのあるサーキットだったので、そのテスト時のデータを参考にフリー走行を開始。
フリー走行1回目と2回目でQ1かQ2、どちらからのスタートとなるかが決まるのですが、今回は僅差でQ2への進出を逃してしまいます。しかしQ1で上位2位までに入ればQ2に進出できるので、気合を入れてQ1に挑みました。
しかし、ここで大きなミスをしてしまいます。計測ラップに転倒してしまい、10分しかない予選の中ではマシンを直すことが難しく、予選結果はノータイム。レースは2レースとも最後尾スタートとなってしまいました。

そしてレース1。スタートは良かったものの後続の集団を抜け出すことができず、そのまま7周のレースを終えて13位。レース2も同じようなレース展開となってしまい、13位とストレスが溜まるウィークになった事と同時に、自分の予選でのミスが本当に悔やまれるレースウィークとなりました。
ここまで思うようなレースができておらず、このままシーズンを終えたくはありません。残すところ後1戦ですが、ミサノラウンドでは今までで1番良いレースができるように頑張っていきたいと思います。
また、もう既に発表されていますが、MotoE世界選手権後にあるEWC世界耐久選手権第4戦ボルドールラウンドに、FCC TSR Honda Franceからライダーグリーンとして参戦することとなりました。
ライダーグリーン(第4ライダー)ですので今の所、決勝を走る予定はありませんが、チームに少しでも貢献できるように頑張っていきます。
こちらも併せて応援、宜しくお願いします。