国内外で活躍するレーシングライダーの大久保光選手が、世界最大のモーターサイクルショー「EICMA」で気になったバイクメーカーを紹介してくれました。

世界最大のモーターサイクルショーを見学

 皆様こんにちは!レーシングライダーの大久保光です。

 今回はイタリアで行われた世界最大のモーターサイクルショー、EICMA2023に行ってきたので、そのレポートを書かせて頂きます。

 EICMAでは各メーカーが様々な新型車両やパーツを発表することで有名ですが、あまり馴染みのないメーカーやパーツ屋さんもたくさん出展しており、とても魅力的なモーターサイクルショーとなっています。

 そこで今回は、私が気になったメーカーのバイクやパーツご紹介第1弾です。

EICMAで大久保選手が注目したのは中国のオートバイメーカー「KOVE」
EICMAで大久保選手が注目したのは中国のオートバイメーカー「KOVE」

 まずこのEICMAはミラノの郊外で行われており、都心部から地下鉄で約45分、ミラノ・マルペンサ国際空港からも45分ほどと、比較的行きやすい場所で開催されています。

 私の場合はモルドバのキシナウ国際空港から直行便の飛行機で約2時間半、そこから電車を使って45分ほどという感じの経路です。

 では早速、本題に入っていきたいと思います。

 大手メーカーのマシンやパーツは、他の方の記事でたくさん詳しく紹介されていると思いますので、ここでは私が個人的に気になったメーカー、マシンを紹介。まず私が気になったメーカーは、中国のオートバイメーカー「KOVE」です。

WorldSSP300で活躍中のKOVE「321RR」のレーサーモデル
WorldSSP300で活躍中のKOVE「321RR」のレーサーモデル

 このメーカーは中国を拠点に、今はヨーロッパ進出を目指して活発に活動しているメーカー。それを裏付けるように今年のスーパースポーツ300世界選手権では、このKOVEのオリジナルマシン「321RR」が参戦。トップ集団でレースを行い、トップ6に入るレースがあったりと、高いパフォーマンスを発揮して注目を集めました。

 実際にレースで使用されたマシンがブースに展示してあり、改めて見ると片側スイングアームだったり独自の形をしたカウルなど、他のメーカとは一味違ったマシンとなっています。

 また、このメーカーはオフロードマシンにも積極的に力を入れており、特に今回注目だったのが電動モトクロスマシン。

 M Xシリーズの電動モトクロスモデルで、名前は「E-MX」となっていました。日本でも最近、全日本モトクロス選手権で電動モトクロスバイクがIA1クラスに参戦し、かなり善戦したことが記憶に新しいと思います。

 このKOVEのE-MXもどれくらいのパフォーマンスを発揮するのか、楽しみで仕方ありません。

Kayoの電動ミニモト。可愛いサイズです
Kayoの電動ミニモト。可愛いサイズです

 続いて気になったのが、中国メーカーの「KAYO」。

 こちらは主にモトクロス、エンデューロバイクを中心に扱っており、レーサーミニバイク「MR150」もありますが、それ以外はほとんどオフロード系のマシンのラインラップとなっています。

 KAYOは、アメリカやモルドバなどに公式販売店があり、世界的に展開しているメーカー。ミニモトと呼ばれるモトクロスから、フルサイズのモトクロスまで、子供から大人まで楽しめるバイクが揃っていたのが印象的でした。

 特に来年からミニモトサイズのバイクで電動モトクロスが開発されるようで、実車が展示してありました。

 ターゲットの年齢層は5歳から8歳ほどのモトクロスを始める小さな子供向けとのこと。実際に跨らせてもらいましたが、大人の私では小さすぎるサイズでしたが、思った以上にしっかりした作りとなっていて驚きました。

 そのほかにもフルサイズのモトクロスでは現行モデルからモデルチェンジした新型車などが展示してあり、実際モルドバにある公式販売店に置いてあるマシンもあれば、初めてみるマシンもあり、とても興味深かったです。

 なかなかうまく取材できず、言葉足らずな記事になってしまいましたが、その分写真をたくさん撮ってきたので、そちらをメインに楽しんでいただけたらと思います。

 次回も引き続き、私がEICMAで出会った個人的に気になったメーカー、バイクをご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!