新生活の始まるタイミングに合わせてバイクを買う人も多いでしょう。しかしバイクに詳しくない人の中には、どのようなモデルを選んでいいのか分からないという人も。では、バイクを選ぶ際、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。販売店に取材しました。

重視すべきは性能?見た目?どちらも大事な理由

 春から新たな生活が始まるタイミングに合わせて、バイクを購入しようと考えてる人もいるかもしれません。趣味にするために情報を集めている人もいれば、通勤、通学用としてバイクを購入する、バイクに詳しくない人も数多くいるでしょう。

 バイク選びをするにあたって、どのようなモデルを選べばよいか、迷ってしまう人も多いはず。では、実際に選ぶ際、覚えておくと役立つポイントはあるのでしょうか。

 都内のホンダ販売店の担当者は、次のように話します。

ホンダの販売店(写真資料)
ホンダの販売店(写真資料)

「バイク選びにおける分かりやすいポイントを挙げるとするなら、『走行性能』『収納スペース容量』『乗り出し価格』の3種類です。例えば、現在のホンダの125ccスクーターのラインナップは『PCX125』『リード125』『ディオ110』の3つ。PCXは走行性能、リードは収納、ディオは低価格をそれぞれ強みとしたモデルです」

 収納スペースの容量や価格については、数字で比較することができ、比較的分かりやすい指標になるでしょう。では、走行性能についてはどのような違いがあるのでしょうか。

「走行性能の違いについては、分かりやすいところで言えばタイヤサイズです。PCXはタイヤサイズが大きい分、余裕を持って走行することが可能です。また、太いタイヤはカーブ等で車体を傾けた時のグリップ力の向上に役立っています」

 また、ヤマハ販売店の担当者からは、次のようなアドバイスも。

ヤマハの販売店(写真資料)
ヤマハの販売店(写真資料)

「バイク選びの際には、予算や用途をよく検討する必要があります。ただし、個人的な意見としては、デザインも同様に重視するべきだと考えています」

 国内のバイクメーカーの中でもデザインにこだわったヤマハの販売店らしいアドバイスであると言えるでしょう。たしかに、デザインより機能面や走行性能を重視すべきだという意見も少なからずあるでしょう。しかし、担当者は以下のように続けます。

「性能が大事なのは、もちろん事実です。しかし、バイクは定期的なメンテナンスが必要な工業製品。性能を重視して買っても、愛着を持って日々のメンテナンスをおこなわなければ本来のパフォーマンスを発揮することはできません。そのため、愛着を持てるようデザインのバイクを買うことも重要なのです」

 趣味でバイクを購入する人であれば、デザインを重視する人は少なくないでしょう。しかし通勤・通学用にバイクを購入するバイクにあまり興味がない人こそ、デザインの気に入ったバイクを買い、愛着を持ってメンテナンスすることが重要かもしれません。

 スズキの販売店の担当者も、デザインの重要性について同意しつつ、次のように話します。

スズキの原付二種スクーター『バーグマンストリート125EX』
スズキの原付二種スクーター『バーグマンストリート125EX』

「やはり、現物に触れることが最も重要なのではないでしょうか。デザインについてもWEBサイトのものと現物では色や質感に差があることが多くなっています。また、機能面も実際に見てみないと分かりにくいものが多数あります。

 例えばスズキ『バーグマンストリート125EX』はジェネレーターとスターターを兼用したパーツを使用しており、エンジンを静かに始動させることが可能ですが、実際に聞いてみないとイメージがつきにくいかもしれません」

※ ※ ※

 各販売店ごとに異なるアドバイスが提起されましたが、どれもバイクを購入するにあたって非常に役立つポイントであることは間違いありません。

 新車でバイクを購入する際は、原付二種の最も安いモデルでも、乗り出し価格は30万円近く必要になります。決して安い金額ではなく、買い物に失敗しないよう、最大限の注意を払う必要があるでしょう。