人気YouTuberで声優、モデルなどマルチで活躍する夜道雪さんが、バイクライフを綴る不定期連載コラム「夜道雪のちょっと寄り道」。連載第38回目では、ヤマハの250cc軽二輪ロードスポーツモデル「YZF-R25 ABS」に試乗してみました。

YZF-Rシリーズ軽二輪クラスの上級モデルYZF-R25

 お前ら夜道に気をつけろ! どうも夜道雪です、

 今日はヤマハのYZF-R25に乗ってちょっと寄り道していきます!

ヤマハのYZF-R25に乗ってちょっと寄り道していきます!
ヤマハのYZF-R25に乗ってちょっと寄り道していきます!

 YZF-Rシリーズの軽二輪クラスでは、排気量150ccのYZF-R15と250ccのYZF-R25がありますが、違うのは排気量だけではありません。デザイン、サイズ、エンジンにいたるまで違うのです。

 R15は排気量が下クラスのR125と同じ車格。R25は排気量が上位クラスのR3と同じ車格。エンジンもR15は水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒、R25は水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒。つまり、R25はサイズがひと回り大きくて、エンジンもパワフルってこと。

 お値段はR15が税込55万円、R25は税込69万800円と14万800円の差があります。R15は前回乗ってみたので、こちらも読んでみてくださいね!

 ちなみに今回試乗するマシンのカラーリングはパープル! なんだけど…ちょっと昭和な雰囲気があり、個人的には大好きです。

 え、どこが昭和かって?

 うーん、言葉にしろと言われると難しい…。

パープルとピンクの組み合わせがちょっと昭和を感じさせるのかもしれない
パープルとピンクの組み合わせがちょっと昭和を感じさせるのかもしれない

 もしかしたら、パープルとピンクの組み合わせがちょっと昭和を感じさせるのかもしれない…と思うのは私だけでしょうか? 私が平成生まれだから「昭和っぽさ」をよく知らないだけでしょうか?

 ビックリマンシールやミニ四駆が大好きだった、昭和生まれの殿方ライダーの皆様! 新色のパープルはレトロと思いますか? いつも通り、厳しいご意見、お待ちしております!

 オジさんウケがとっても悪い夜道雪ですが、私自身は、そんな厳しいオジさんも含め、昭和文化が大好きなのです。だってホラ、昭和を生き抜いた歴戦のオジさんはみんな厳しいもんなんだヨ。オジさん、仲良くしようヨ!

 さぁ、そんなレトロカラー(主観)のR25ですが、形やスペックはちゃんと新しいですよ!

 こんなパープルなバイクで、東京の街を駆け抜けちゃったら…!

「パープルタウン〜♪」

 みたいな感じになっちゃいますねぇ!? 殿方!? ねぇ!? 八神純子さん!?

 そう! このYZF-R25はスポーティーな見た目ながら、タウンバイクにも持ってこいなロードスポーツの王道なのです。

「パープル」なバイクで「タウン」を走ってくれよ!

「パープルタウン〜♪」なんだぞ! と、ヤマハさんが言っているわけですね! 知らんけど。

今までのヤマハさんだったら、ここに紫のカラーホイールなんかをいれてきそうだけれど、暗めカラーのカウルに黒のホイールで、現代だと逆に新鮮!
今までのヤマハさんだったら、ここに紫のカラーホイールなんかをいれてきそうだけれど、暗めカラーのカウルに黒のホイールで、現代だと逆に新鮮!

 それと初見で気になったのは、ホイールの色。なんとなく今までのヤマハさんだったら、ここに紫のカラーホイールなんかをいれてきそうだけれど、暗めカラーのカウルに黒のホイールで、現代だと逆に新鮮!

 私の中で、カラフルなホイールの流行はヤマハさんの影響が大きい気がしているんだけど、ここにきてまたホイールが黒に戻ったなって! カラフルなホイールのバイクを頭で思い浮かべてみると、ヤマハのバイクが多くないですか?

 そう思うと、やっぱりヤマハは今までもこれからもデザインリーダーだ! カッコよくてずっと見ていられるわ。

スーパースポーツらしいディテール満載でカッコいい!

 さて、足つきを見ていきます! シート高は780mmと超安心な数値! 本当にありがとう! 本当にありがとう!

シート高は780mm、身長155cmの私でも超安心な数値!
シート高は780mm、身長155cmの私でも超安心な数値!

 実はR15のシート高は815mmで、R25の方が低いのです。同じスポーツモデルでも、「毎日乗れるスーパーバイク」として、日常での使いやすさや快適さを追求しているからなのかも!

 ちなみに私は身長155cmなのですが、巷では「夜道が乗れてるなら、多分俺にも乗れる!」みたいな基準ができているそうです。「夜道基準」って言います。ぜひ参考にしてください(笑)。

 次は細部も見ていきます!

 フォークは倒立&カートリッジ式。リヤは7段階のプリロード調整が可能! ブレーキはABS採用。タイヤはIRC製RX-01。ロードスポーツ用であれど、オールマイティに楽しめるモデルです。よりスポーティーな走りに挑戦したい人はタイヤを変えてまた違う乗り味を試してみるのもいいかも。

MotoGPマシンM1のようなフロントマスクで超カッコいい!
MotoGPマシンM1のようなフロントマスクで超カッコいい!

 デザインはMotoGPマシンM1のようなフロントマスクで超カッコいい! トップブリッジが肉抜きデザインなのもスポーティーで本当に好き! 何度も言ってますが、性能とかじゃなく、肉抜きされてるっていう「事実」が大好き。肉抜きされてるかされてないかの違い、ぶっちゃけ私にはわからんもん。

 さらにハザードランプもついちゃってるよ! ハザードランプがついてるバイク、最近増えてきてるけどちょっと停める時にハザードランプがあると安心…!

 これまでは路駐する時は左ウインカーをつけていたと思うけど、バイクに乗らないドライバー達には、その意思表示が伝わらない可能性も…! ハザードランプはあるに越したことはない!

 ウインカーは前後LED。そしてありがたいフル液晶メーター! みやすくて欲しい情報も全部載っている! そしてシンプル!

 リアシートの裏側にはヘルメットホルダーも! これも後付けは意外と面倒なんだよ。ノーマルでヘルメットホルダーがついているのはかなり親切です。

力強い走り心地と自然な操作感で、夜道、風になります!

 さて、それでは実際に走行してみます!

YZF-R25自体がコーナー時の傾きをベストポジションに持ってきてくれる
YZF-R25自体がコーナー時の傾きをベストポジションに持ってきてくれる

 おおお! これはブン回したくなるバイクだ!!!

 エンジンをかけるとトントントンと心地よい音と、滑らかな走り出しに安心したのもつかの間、回せば回すほどヤンチャな乗り心地!!

 高回転の力強さは、まさに「昭和の漢」!!!!????

 先代にも乗ったことがある私ですが、R25は高回転時でも不快な振動を感じない! さらにエンジン音も静かでメカノイズも無く、心置きなくぶん回せます。

 ヒラヒラ、というより、バイク自体がコーナー時の傾きをベストポジションに持ってきてくれている感じです。

 自分がコーナリングを力で操作するのではなく、R25が自然な動きに操作してくれているな、と思いましたヨ。

 走り心地の力強さに反して、振動やメカノイズは抑えられている、神設計。

バイクと一体になって走っているかのようで、どこまででも走れそう…!
バイクと一体になって走っているかのようで、どこまででも走れそう…!

 バイクで走っているというより、バイクと一体になって走っているかのようで、どこまででも走れそう…!

 まるで…風になったみたい…!

「新しい〜風♪」と、八神純子さんも言っておられます!

 さあ、今回はヤマハのYZF-R25で寄り道していきました!

 デザインは流行りの昭和れとりぃ(?)な感じですがスペックは最新ロードスポーツそのもの。

デザインは流行りの昭和れとりぃ(?)な感じですがスペックは最新ロードスポーツそのもの
デザインは流行りの昭和れとりぃ(?)な感じですがスペックは最新ロードスポーツそのもの

 バイク界のデザインリーダー、ヤマハの最新オシャレバイクで、皆さんも街を駆け抜けてみませんか?

 ということで、また次回の寄り道でお会いしましょう! またねー!

■YAMAHA YZF-R25 ABS

全長×全幅×全高:2,090×730×1,140mm
シート高:780mm
軸距:1,380mm
最低地上高:160mm
車両重量:141kg
エンジンタイプ:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列,2気筒
総排気量:249cc
内径×行程:58.0×58.7mm
圧縮比:11.6:1
最高出力:26 kW(35PS)/12,000rpm
最大トルク:23N・m(2.3 kgf・m)/10,000 rpm
始動方式:セルフ式
燃料タンク容量:14L
タイヤ:前 110/70-17M/C 54S、後 140/70-17M/C 66S(前後チューブレス)
ブレーキ形式:前後 油圧式シングルディスク
フレーム形式:ダイヤモンド
懸架方式:前 テレスコピック、後 スイングアーム
乗車定員:2名

■メーカー希望小売価格:69万8000円(消費税10%込)