山の上のログハウスで、見晴らしの良い景色を楽しみながら食事をする。
そんなひとときを過ごしてみたいと思いませんか。
福山市北部の高原地帯にある広瀬地区に、ログハウスのカレー専門店があります。
お店の名前は「北山カリー工房」。
しかも店主は長年カレーづくりを趣味とし、研究を重ねてきました。
人里離れた隠れ家のようなログハウスで、景色もカレーも一緒に味わえるのが北山カリー工房なのです。
そんな北山カリー工房の魅力を紹介しましょう。
標高400メートルの高原地帯にあるカレー専門店

北山カリー工房は、福山市最北部に位置する加茂町の広瀬(ひろせ)地区・北山にあるカレー専門店。
広瀬地区は「天空の里」といわれ、標高約400メートルに位置する高原地帯です。

「四川ダム」の横を通って山を登っていくと、広瀬地区に入って最初に現れる建物。
それが北山カリー工房です。





店内には、店主の趣味だというブタグッズがたくさん飾られていました。
店主は音楽も趣味で、音楽グッズや楽器も飾られています。
そして、北山カリー工房では、不定期に音楽イベントもおこなわれているのです。


北山カリー工房は、見晴らしの良さもポイントのひとつです。

なお、北山カリー工房の店内は土足厳禁。
入口で靴を脱いでスリッパに履き替えましょう。
北山カリー工房の人気・おすすめメニュー
2023年(令和5年)3月時点の情報。価格は消費税込
北山カリー工房のカレーメニューは、以下のとおり。

なおカレーのルーは、どのカレーも共通のものです。

内容が日替わりの「今日の焼きカリードリア」(1,400円)や「本日のスープカリー」(1,400円)もありました。
小学生以下限定の「ジュニアカリー」(700円)は辛くないカレーで、量も少なめです。
さらには70歳以上のかたは、シニア割で100円引きなのはうれしいですね。
ごはんの大盛が無料なのも、ポイントではないでしょうか。
なお、カレーにはサラダが付いています。



人気メニュー・おすすめメニューを紹介
北山カリー工房の人気メニュー・おすすめメニューを紹介しましょう。
なお紹介しているカレーは、2020年(令和2年)以前に撮影したものです。
2021年(令和3年)からはカレーの皿が丸い平皿になり、付属のサラダや副菜がカレーと同じ皿にワンプレートで盛りつけられています。
ただし盛り付けが変わっていますが、カレーの内容は見本的に変わっていません。

挽肉たっぷり じぃじのキーマカリー

「挽肉たっぷり じぃじのキーマカリー」(1,300円)は、北山カリー工房でリピート率がナンバー・ワンのメニューです。
取材時は、辛さ「レギュラー」で注文してみました。

ひとくち食べると、肉の甘みとうまみが広がり、カレーのコクのある甘さを感じます。
そのあと、カレーのさわやかな酸味も広がりました。

レギュラーの辛さは、私はそんなに辛く感じませんでした。
あとから少しピリッとした適度な辛さがあります。

辛いのが苦手なひとでも食べられそうです。
広島県産和牛の牛すじ煮込みのカリー

2020年11月に撮影しています。
2021年以降は、丸い皿にサラダ等とともにワンプレートで盛りつけられています
「神石牛の牛すじ煮込みのカリー」(1,300円)は、とくに男性からの人気が高いカレーです。
カレー自体はキーマカリーと同じものですが、具材が違うだけで別のカレーのように見えます。


牛すじ肉は、一切れがけっこう大きめです。



広島県産和牛の牛すじ煮込みのカリーは、カレーの甘みや酸味と、かむたびにジワジワと染み出てくる牛すじ肉のうまみ・甘みのハーモニーがおいしいカレーでした。
季節の野菜カリー

2020年11月に撮影しています。
2021年以降は、丸い皿にサラダ等とともにワンプレートで盛りつけられています
「ゴロゴロ野菜のカリー」(1,300円)は、野菜がたっぷりのヘルシーなカレー。
女性からの人気が高いカレーです。

キーマや牛すじカレーと同じカレーを使っていますが、季節の野菜カレーは黄土色をしています。

取材時の野菜カレーに入っていた野菜は、以下のとおり。
- ニンジン
- サツマイモ
- ジャガイモ
- ピーマン
- シイタケ
- フレンチ・ブレックファースト・ラディッシュ



野菜一切れが大きいので、野菜自体のおいしさも楽しめます。
ニンジンのやさしい甘み、サツマイモの濃い甘み、ジャガイモのホクホク感、ピーマンのプニッとした食感とみずみずしさ。
さらには、シイタケのプリッとした歯ごたえと特有の風味、ラディッシュのコリコリ感など、バラエティー豊かな味わいです。
なお、時季によって具材の野菜の種類は変わります。
眺めのよい場所、雰囲気のよいログハウスの店内で、いろいろな種類がそろったおいしいカレーが味わえる北山カリー工房。
店主・中川 理 (なかがわ さとし)さんへインタビューをしました。
インタビューを読む