乾燥が気になる季節が本格的に到来しましたが、あなたの肌は大丈夫ですか?清潔な手でそっと肌に触れて、優しくつまんでみてください。しっとりと吸い付くような感触がありますか?つまんだ時、指を跳ね返すようなハリ・弾力を感じることができますか?手応えがない人やツッパリ感はあるのにベタつくという人は要注意!あなたの肌には乾燥注意報が出ているかもしれません。今回は、ベタつくのに乾燥が気になるアンバランスな乾燥肌のコンディションを整えて、潤いを取り戻す方法についてご紹介したいと思います。


脂っぽいのに乾燥しているのはなぜ?


肌が乾燥すると、私たちの肌は自らを潤そうと、天然のクリームともいわれる皮脂を分泌します。ですから、乾燥しているのにベタつく時は、肌の水分が足りていないサイン。つまり、肌が悲鳴をあげているサインなのです。

そんなサインにいち早く気づいて対策をとりましょう。詳しくは、下記の項目でお話しします。

1.朝は洗顔しない派の人も洗顔を


乾燥肌の人の中には、朝洗顔をしないという人が多いかもしれませんね。確かに肌に必要な潤いを奪うようなケアは見直す必要があるのですが、油分過多に陥ってしまった時は、朝洗顔をして寝ている間に分泌された皮脂を、しっかりと落とす必要があります。

大切なのは洗顔料の選び方。美容成分がたっぷり入っている、泡だて不要などという言葉に踊らされるのではなく、洗浄力が高すぎないものを選ぶことが大切です。

一つの目安としては、合成界面活性剤が含まれていない洗顔料を選ぶのがおすすめです。シンプルな石鹸素地の洗顔料などで、優しく肌の汚れを落としましょう。

また、すすぐ際は36度くらいのぬるま湯でしっかりとすすぎ、洗い流した後はタオルで水分を軽く押さえて一刻も早くスキンケアを行いましょう。

2.油分控えめな化粧水をたっぷり使う


乾燥するのに肌がベタつく時は特に、水分と油分のバランスを取るようなケアを心がけることが先決です。

そのためにはまず水分をたっぷりと入れ込むこと。とはいえ、ここで油分を多く含む濃厚な化粧水を取り入れるのはNG。油分過多な状態に拍車をかけてしまいます。そのため化粧水は油分控えめなものを使用しましょう。

化粧水を塗る方法ですが、化粧水の浸透が悪いと感じたら手で入れ込むよりもコットンで優しくパッティングする方がベターな場合があります。そして、時間がある場合はコットンパックするのがより効果的です。しかし、いずれの場合も最後は手のひらでしっかりと浸透させましょう。

3.美容液やクリームは保湿力があってみずみずしいテクスチャーのものを使う


乾燥が気になると、例え肌のベタつきが気になっても、こっくりとしたテクスチャーのコスメに手が伸びがち。

しかし、その気持ちを抑えて保湿力があってみずみずしいテクスチャーのものを選びましょう。

特に夜のケアでは、軽めのテクスチャーのものを取り入れるのがおすすめ。寝ている間に分泌される皮脂量を考慮したスキンケアを心がけましょう。

4.早めに就寝して質のいい睡眠を心がける


寝不足や不規則な生活が続くと、角質層のバリア機能が低下して皮脂バランスが崩れることにつながります。そのため忙しい時でもできるだけ早めに就寝するほか、質の高い睡眠をとるよう心がけることが大切です。

仕事や家事など、やらなければいけないことがたくさんあるという場合には、早起きをして朝済ませるなどライフスタイルの見直しをするのもおすすめです。

また、眠る間際までテレビを見たり、スマホを利用するのはやめましょう。

5.野菜をたっぷり脂っぽい食事は控えめに


このほか、食生活を見直すことも大切です。各栄養素をバランスよくとるのはもちろんですが、その調理法も重要。揚げ物やスナック菓子など油っぽいものは控えましょう。そして、新鮮な野菜をたくさん口にすることを心がけるのがおすすめです。

まとめ


いかがでしたでしょうか。水分チェッカーを持っている場合は毎朝、洗顔前に肌の水分量を測定し、それを記録して変化を確認しながら、柔軟にケアの方法を変えていくのもおすすめです。

毎日同じケアをしなければいけないという決まりはありません。むしろ肌の状態に応じてケアを切り替えていくことこそが、美肌を育む秘訣です。

ぜひ今日から、自分の肌に合った乾燥対策に取り組まれてはいかがでしょうか。
遠藤 幸子
アンチエイジングアドバイザー/エイジング美容研究家

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