あなたは彼の話を、ちゃんと聞くことができていますか?私たちは思いの外、他人の話をきちんと聞いていないものです。今日はプロも使う「傾聴」のスキルを学ぶことで、あなたの魅力をアップする方法をお伝えいたします!


彼が話しているときに、あなたは何を考えていますか?


「相手の話す内容に対して、どう返そう?」「どんな風に返事をすれば、彼は私に好印象を持ってくれるだろう?」

私たちはこのように、相手が話しているときに100%の意識を向けているとは言えません。頭の中で別のことを考え、どこか上の空になってしまっている部分があります。じつはこうした、注目がそれている感覚は、相手の男性も気づいているのです。

自分の話を100%真剣に聞いてくれる人と、そうでない人。どちらの方が、魅力的でしょうか? 当然、後者の方だと思います。

あなたがこれまで育ってくる過程で、話をしているあいだはあなたにだけフォーカスしてくれる人がいたと思います。そうした人物と話している時に、あなたは深い満足と安心感を覚えたのではないでしょうか。「この人は、私の話をちゃんと聞いてくれる人なのだ」と、強く信頼できたと思います。

相手の話を聞く「傾聴」スキルは、決して「オウム返し」をしたり、うなずくというような表面的なスキルではありません。相手の話を真剣に、100%意識を集中して聞くという非常に人格を要求される深いものなのです。

プロが使う本当の「傾聴」スキル


それでは、コーチやカウンセラーなどのプロが使う「傾聴」スキルとは、どのようなものなのでしょうか? すべてをマスターするのは急には難しいですが、私たちがすぐに日常で使える3つのコツがあります。

1.自分ではなく、相手に意識を向けること
2.すべての感覚を使うこと
3.直感を信じること
1.自分ではなく、相手に意識を向けること
「このあとどういう風に返事を返そう?」と考える場合の多くは、相手に良い印象を持ってもらおうとしたり、より有利な立場に自分を置きたいと考えているときです。つまり、相手の話を聞くというよりも、自分がいかに話すか?にフォーカスしています。この状態では、上の空だといえるでしょう。

返事をする内容は、後述する感覚を用いてから考えるべきもの。まずは相手が何を言いたいのか?に意識を集中させます。
2.すべての感覚を使うこと
相手の発する雰囲気や、声のトーン。身体のこわばりや表情まで、すべてを読み取ります。話をするからといって、口から出る言葉だけがすべてではありません。

「別に怒ってないよ」と言っている人が、明らかに怒っている雰囲気だったことを、あなたも経験したことがあるでしょう。この場合、表情が真顔だったり、目つきが鋭いといった特徴が出ているはずです。このように、言葉と本当の気持ちが逆の場合は、多いにあります。
3.直感を信じること
彼がいきなりあなたに対して、ものすごく優しくなった。「何か後ろめたいことがあるのかな?」と思って調べたら、じつは彼が浮気をしていた……。こうした話は、決して珍しくありません。あなたは彼の行為の裏にある真意に、直感で気づいていたのです。

相手がポジティブな話ばかりをしていたり、逆にネガティブな話ばかりをする。そうした時に、何かあるのではないか?と感覚的に気づくことがあるでしょう。言葉で説明することはできないけれど、無視できない信号をキャッチすることがあるはずです。

こうした直感を働かせるのは、上の空で相手の話を聞いているときにはできません。逆に、直感が働いた反応を返した時には、相手はあなたが真剣に話を聞いてくれたことに感動を覚えるでしょう。「よく分かったね! でも、どうして分かったの?」と、あなたのコミュニケーション能力の高さに感心するかもしれません。

以上の3つコツは、日常において彼の話を聞くときに実践できるはずです。もしもすぐにできなくとも、安心してください。「傾聴」とはスキルですから、練習すれば誰でも身につくことができます。

自分の話をするということは、男性にとっては誰にでもできることではありません。あなたを信頼しているからこそ、できることでもあります。

「傾聴」スキルは、あなたの人間的な魅力を大いに高めてくれます。プライベートだけでなく仕事でも使えますから、ぜひ試してみてくださいね。
今井 翔
恋愛・パートナーシップに関する人間関係の専門家

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