蒸し暑い季節がやってきました。体力も気力も落ちがちなこの時期、食欲も落ちてしまいがちですが、食べやすいからと、冷たい麺類ばかり食べていては元気が出ず、負のループに陥りがち。夏は簡単に作れる定番料理でしっかりスタミナをつけたいもの。身体の中からキレイを磨くためにも食事はとても大切です。そこで今回は夏バテ予防におススメな、簡単に作れる定番料理を3つご紹介します。インナービューティーポイントも要チェック!


●手抜きだけど間違いないおいしさの「豚しゃぶ」


暑い日は、火照った身体をクールダウンしてくれる冷たくておいしいお料理が恋しくなりますよね。料理が苦手な人や、帰宅が遅くて時短メニューがマスト、という方におススメなのが「豚しゃぶ」。

でも、ただ熱湯でゆでるだけではもったいない。おいしい豚しゃぶを作るポイントは、酒を加えたお湯でしゃぶしゃぶすること。酒が加わることで、肉の生臭さがとれ、またやわらかく仕上がります。片栗粉を薄くまぶしてから茹でれば、よりふんわり・ツルンとした食感のしゃぶしゃぶを楽しめますよ。

ポン酢やごまだれなどお好みのたれをつけて召し上がれ。刻んだ青じそやミョウガを巻いて食べれば、栄養価も高まりよりおいしくいただけます。

【インナービューティーポイント】
豚肉には代謝をサポートしてエネルギーを生み出すビタミンB群が豊富[/茶太字なので、夏の疲労回復にピッタリ!レモン汁をポン酢に混ぜて食べれば、よりさっぱりと頂けるだけでなく、レモンに含まれるクエン酸もとることができます。クエン酸は疲労物質「乳酸」の代謝をサポートするので、疲労回復効果が期待されています。

●料理が苦手な人も失敗なし!アスパラガスの肉巻き


初夏〜夏が旬のアスパラガスに薄切りの牛肉をくるりと巻いて焼けば、ビールにもごはんにも合う絶品おかずの出来上がり。

牛肉は鉄分豊富でカロリーの低い赤身肉を選べば、なお良し。アスパラガスも薄切り肉も火が通りやすいので、暑い夏も短い時間で調理可能です。

アンチエイジングビタミンとも呼ばれるビタミンEが豊富なオリーブオイルで焼くのがおススメ。しょうゆと本みりんを1:1の比率で混ぜ、日本酒を少々加えたたタレにくぐらせてから中火で蒸し焼きにすれば簡単に作れます。料理が苦手な方でも失敗しらず!

【インナービューティーポイント】
アスパラガスには疲労回復効果の高いアスパラギン酸が豊富に含まれています。疲労物質(乳酸)を溜め込まないことで夏バテを予防しましょう。赤身肉には貧血予防に嬉しい鉄分や、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。

●スタミナアップにはやっぱりコレ!レバニラ炒め


スタミナアップの定番料理といえばやっぱりレバニラ炒め。ビールにもよく合い、栄養価も高いのが嬉しいですよね。

レバーの下処理は面倒…と思っている方が多いかもしれませんが、意外と簡単。食べやすい大きさに切ったレバーを、たっぷりの水(または牛乳)と一緒にボウルに入れて約5分置き、手でぐるぐるとかき混ぜれば余分な血や脂が出てきます。その後沸騰したお湯に約15秒つけて冷水にとればOK。

なお、レバーは「牛」「豚」「鶏」の3種類が売られていますが、クセが少なく食べやすいのは鶏レバー。レバーは少し苦手…という人は鶏レバーから挑戦してみましょう。

フライパンにごま油をひき、下処理したレバーと食べやすい大きさに切ったニラを入れてひとつまみの塩、少々の酒をまぶしてさっと炒めれば、おいしいレバニラの完成!

【インナービューティーポイント】
レバーには貧血予防に欠かせない鉄分を豊富に含みます。他にも粘膜を強くしたり乾燥からお肌を守るビタミンAや、妊活中や妊娠初期に特に必要な葉酸が豊富です。まさに女性に必要な栄養がギュッと詰まっているんです。

レバーとあわせるニラには、細胞老化を防ぐ抗酸化作用の高い「カロテン」が豊富に含まれています。夏は強い紫外線によりお肌や身体の細胞がダメージを受けます。抗酸化作用の高いニラでしっかりとインナーケアを行いましょう。

暑い夏は料理をする気力も失せてしまいがち。簡単に作れる絶品定番おかずなら、ごはんもビールもススミます。夏バテ気味の体にしっかり栄養を補充して、身体の中からキレイと元気を磨きましょう!
國塩 亜矢子
フードコーディネーター/インナービューティー研究家

Photo by fotolia