年間を通して降り注いでいる紫外線。この夏のシーズンは一番紫外線が強くなる季節ですよね。近年は紫外線による「光老化」という言葉が雑誌やテレビ、インターネットなどのメディアでも取り上げられており、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?いつまでも健康的でキレイなお肌を保つためには、「光老化」がもたらすお肌への影響や対策する方法を知っておきましょう。


■「光老化」がもたらすお肌への影響


紫外線にはUVAとUVBの2種類があります。UVAは波長が長いことが特徴で、お肌の真皮層まで到達するので、お肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンを破壊する力があると言われています。

コラーゲンやエラスチンが破壊されてしまうと、シワやたるみができる原因のひとつとなるため、見た目年齢にも影響があります。

UVBは波長が短いことが特徴で、赤みなどが出る日焼けを引き起こすことがあります。シミやくすみなどを発生させたり、コラーゲンを破壊する危険のある酵素までもが活性してしまうため、シワやたるみにも影響があると言われています。
これら2つの紫外線を浴び光老化が起きることで、お肌内部のコラーゲンやエラスチンの破壊による「シワ・たるみ」や、お肌表面のダメージによる「シミ・くすみ」など、お肌の表面がゴワゴワしたり、乾燥したり、あらゆる肌トラブルが引き起こされてしまう危険性があります。

本来、人は年齢とともに肌も老化するものですが、この「光老化」によって、年齢以上に肌老化のスピードを加速してしまいます。

■「光老化」からお肌を守る方法4つ


光老化からお肌を守るためには、日頃から気をつけるべきことがあります。

・必ず、日焼け止めを塗りましょう
・なるべく日陰を利用しましょう
・紫外線の強い10:00〜14:00の外出は控えましょう
・日傘や帽子、サングラスなどを使い、直射日光から守りましょう

日焼け止めも様々なものがありますが、日焼け止めに表示されている「SPF」は「UVB」に対して、「PA」は「UVA」に対して防御効果があります。

これから増える海や山などのレジャーではSPF50、PA++++のものを選び、普段の生活などの外出時はSPF20以上、PA++以上のものが良いでしょう。長時間外に出ている場合はこまめに日焼け止めを塗りなおしましょう。
日焼け止めを塗ったからと言って完全に焼けないというわけではなく、紫外線からのダメージを減らすという意味ですので、しっかりと状況を見極めて、光老化対策を行うようにしましょう。

これからの季節はより日差しが強くなり、室内にいても照り返しの光で紫外線を帯びていることもあります。ほどよく健康的な色はもちろん良いですが、お肌を守りながら太陽と付き合い、楽しい夏を楽しみましょう。
寒川あゆみ
エステサロンオーナー、美容家、美容ライター

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