こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。薄着をしていると特に気になるウエスト周り。カモフラージュする服装もできますが、隠し始めると安心感があり過ぎて、どんどん太くなってしまいそうという方もいるのではないでしょうか。実は、ただ立っているだけでも、お腹を凹ませやすくしたり出やすくしたりしているのです。そのコツをつかめば、実際よりもウエストを細く見せることも可能ですし、バランスが良くきれいに見せることができます。今回は、そんな立ち方・重心の取り方をお伝えします。


お腹が太くなる・太く見える立ち方


まずは、お腹が太くなる・太く見える立ち方を紹介しましょう。スマホを見ながら立っている時や、つり革につかまっている時、片足に寄りかかって立っている時などは、骨盤が前にスライドしてお尻とお腹の力抜け、猫背になって、ぽっこりとお腹が出ているのではないでしょうか。お尻も垂れてしまいます。

これが積み重なると、骨盤からウエスト・上半身を支える筋力が衰えて、内臓を中にしまっておく筋肉がきちんと機能しなくなって、お腹が出てきてしまいます。

骨盤や上体を支える筋肉をバランスよく使うこと


お腹には、胸周りと違って肋骨のように前側を守り形作る骨がありませんから、筋肉で前側を支えひっこめておかないと、お腹が出てきてしまいますね。

立った時に(座った時もそうですが)、お腹を引っ込める筋肉が、周りの筋肉とバランスよく使われる姿勢や重心を取ることが、とても大切になってきます。

ただ単にお腹だけ意識して力を入れるのではなく、自然とバランスよく力が入る重心の位置や姿勢があります。それでは、重心の位置から取ってみましょう。

お腹を凹ませやすくする、理想的な重心の位置


立って、つま先の方に体重をかけてみましょう。次に、かかとに体重をかけてみましょう。何度か繰り返してから、つま先でもかかとでもない位置に重心を持ってきて止まります。

かかとの少し前あたり、くるぶしの真下あたりに体重が乗っていると、お腹周りの筋肉も一番楽に自然とバランスよく力が入っています。さらに、その位置で、お尻のほっぺたはリラックスさせた状態で、肛門を締めてみましょう。

もう一度意識して肛門を締めてみましょう。骨盤底筋群が引き締まり、足の内側に重心が乗ります。土踏まずはあるまま、内くるぶしの真下あたりに体重が乗った感じになります。

ここに体重が乗っている時、骨盤から背骨はまっすぐになり、お腹周りを引き締める筋肉が効果的に使われます。※足の外側に体重が乗っていると、骨盤底筋群の力がゆるみ、内臓が下垂して、お腹は出やすくなってしまうからです。

そけい部にくぼみを!お尻の下のしわを伸ばして!


そけい部に手を当ててみましょう。そけい部にくぼみはありますか?パツンパツンになっていませんか?パツンパツンになっていると、骨盤が前にスライドしていたり、後ろに倒れていたりする可能性がります。(下写真/左)そけい部に少しのくぼみ・ゆとりを作りましょう。(下写真/右)

また、お尻のすぐ下、ももの裏側との境目に手を当てて、しわができていませんか?横から鏡で見て確認してみてもいいでしょう。しわができていたら、骨盤が後ろに倒れている可能性があります。(下写真/左)

お尻のすぐ下のしわができないように、伸ばしている程度の骨盤の傾きをキープすると、背骨の自然なS字カーブも保たれて、姿勢が良くなります。(下写真/右)

下腹と上腹を凹ませる姿勢の取り方


重心の位置や骨盤の位置が整ったら、パーツ別にさらに意識をしてお腹を凹ませてみましょう。

下腹・・・下腹には膀胱という内臓が入っていますね。膀胱を上に持ち上げるようにイメージをしてみましょう。

上腹・・・上腹には胃がありますね。肋骨の下の方を寄せるイメージで、胃を中に引っ込めてみましょう。

おわりに


いかがでしたか?特別な時間も道具も必要とせず、ちょっと知っているだけでお腹を凹ます近道ができます。どうぞお役立てくださいね。
美宅 玲子
ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター

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