こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。皆さんは足指を動かしていますか?あまり意識をしていないという方がほとんどではないでしょうか。靴下を履き、靴を履いていて、無意識であったり外反母趾かどうか、ペディキュアを塗っているかどうかなどは意識しても、足指を動かしているか、使っているかということは美容に関係ないというイメージがあると思います。

しかし、それが意外に冷え解消や脚のゆがみ、お腹が出るか凹むかまで、広範囲に影響しているのです。今回は、そのつながりや足指を動かすエクササイズについて、ご紹介いたします。


足指をチェックしてみよう


立って、足裏にタオルを置き、タオルを指でつかんでたぐりよせてみましょう。たぐり寄せるという動作ができますか?

足指を反らせるということは簡単にできても、足指を曲げる、曲げた指でものをつかむ、もっと言うと足裏全体を使って、しゃくとり虫のように動かしていく動きというのは、難しい方が案外多いです。

普段の生活で、スリッパやサンダルが脱げないようにしたり、地面をけって歩いたりする時には、足指を反らせていますが、足指を曲げて何かするということがほとんどないからです。

足指を曲げるようにして地面を押すと、足指にしっかりと力が入ります。指を反らせる動作は、足指自体にはあまり力が入りません。

足指を動かすことで得られる変化【1】


足指を曲げて地面を押すような力を入れることはできますか?足指の第1関節が曲がるようにして、熊手のような形を作ります。

多くの方は足指の第1関節が凹んで、力が逃げてしまいます。まずはそうして足指を曲げて力で床を押す練習をしてみましょう。足指が温かくなるだけでなく、脚の冷えを緩和していけるでしょう。


また、外反母趾の人は足指、特に親指の動きが苦手な傾向があります。親指も曲げて床を押し、その際土踏まずが維持されるようにしましょう。外反母趾などの足の変形の予防に役立ちます。

足指を動かすことで得られる変化【2】


足の親指で床を押し、土踏まずが維持されるようにすると、脚の内側から骨盤底の筋肉に力が入ります。自然と脚を閉じやすくなって、O脚の予防に役立つだけでなく、まっすぐでバランスのよい脚の形へと導きます。

また、つま先立ちをしてバランスを取ると、骨盤からお腹周りの筋肉のスイッチが入って、姿勢を保ちお腹を引き締めることができます。お腹をゆるめたままつま先立ちでバランスは取れないものです。ふくらはぎの引き締めや、足首の引き締め、脚のメリハリづくり、冷え解消にも役立ちます。

おわりに


いかがでしたか?足指で床を押したり、足指を曲げたり、つま先立ちをしたり・・・。意外とできそうで難しい、それでいてシンプルで行いやすいエクササイズで、体の変化を実感できることでしょう。どうぞお試しください。
美宅 玲子
ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター

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