みんな、大好きな占い!「当たる占い師がいるよ」と言われると、さほど興味がなくても食いついてしまいますよね。しかし、占いは当たるも八卦、当たらぬも八卦。あくまでサポート的なアドバイスをくれる程度のものです。その本来の在り方を忘れて、人は時に占いの魅惑にハマってしまうことがあります。今回は、元・占いジプシーだったライターが、占いとの上手な付き合い方についてご紹介します。


占いジプシーだった時代


私は20代前半の頃に一度、“占いジプシー”をしていました。西洋占星術・タロット・数秘術・オーラなどなど、様々な種類の鑑定に何度も足を運びに行った経験があります。この時の私は、誰にも言えないでいる悩みに対しての答えを、ただひたすらに求める日々。

現状の状況をその場で言い当てられると、全面的にその占い師を信用し、何度も鑑定依頼を出すということに無限ループに。私が悩みに対して努力したことは、占いに行って現在の状況を聞いて、あてのない未来へ期待することだけでした。

悩みに対して直接的な努力をしてこなかったので、当然良い結果になることもなく・・・。時間とお金を無駄にした日々を情けなくも続けていました。

どうしてハマるの?


占いは、「我慢強い・自己承認が低い・周りの目を気にする」人がハマりやすい傾向にあると個人的に分析しています。

置かれている環境にも音を上げずに我慢出来てしまう人は、心の内で不満をためやすいです。それを占いで未来を変えたいと思うが、やっぱり我慢しちゃうので、結局変えられないパターン。

自分に自信がない方もまた、占いにハマりやすいです。占いというのは人の悩みを聞いて、未来を占うだけのように思いますが、実際にはカウンセラーに近い部分もあります。

自分の話に親身に耳を傾けてくれる、自分を否定しないからこそ頼れるし、何かあるとその占い師に依存する。自分に自信がない人が、自信を持つために占いに行くことも少なくありません。実際、私もそうでした。

占いにハマらないためには


さて、ここで大切なのは占いにハマり過ぎずに上手に付き合うことです。占いジプシーだった私は、ある時を境に途端に占いに興味が沸かなくなりました。それは起業したことが大きなキッカケでした。

単純に忙しくなったのもありますが、何よりも努力していく過程で、どんな人生も自分で切り開いて行けることを確信できるようになったからです。行動に勝る結果はないと確信したのです。

占いはあくまで、自分の資質や傾向を分析するために使うものであって、未来を変えるのは自分の行動だけ。頑張った分、成果がついてくることを知ると、自然と自信がついてきて、占いに頼らずとも幸せな生活を送れるようになります。
“自立心があってこその占い”と考えて、何事も自分で解決することを意識しておくと上手くいきやすいでしょう。

もし、皆さんの中にも占いにハマっていて抜け出せないという方は、まずは抜け出せない原因が何かを分析してみましょう。持っている悩みに対して適切な努力ができていれば、自ずと事態は改善されていきます。
角 侑子
ファッションスタイリスト

Photo by fotolia