清潔な手で肌にそっと触れてつまんでみると、皮膚が硬くなってゴワゴワするということがあります。そんな時は角質肥厚を引き起こしている可能性が高いでしょう。そのまま放置していては肌トラブルを招くことに繋がります。一刻も早く解消しましょう。そこで、今回は角質肥厚の原因と、それを解消するためのケア法についてご紹介したいと思います。


角質肥厚の原因と解消するためのポイント


角質肥厚は、生活リズムやホルモンバランスの乱れ、ストレスなどの影響でターンオーバーがスムーズに行われなくなり、古い角質が肌に溜まってしまうことが原因で生じます。この他、乾燥や紫外線、摩擦などの外的刺激も角質肥厚の要因となるので注意が必要です。

解消するためには生活習慣やスキンケアなどを見直し、スムーズにターンオーバーが行われる環境を整えることが第一となります。その上で溜まってしまった古い角質を除去しましょう。

角質肥厚を放置しておくとニキビやシミ、乾燥、くすみを招く他、毛穴の開きや黒ずみを招くことにつながるためできるだけ早く解消することが大切です。以下、具体的な解消法をご紹介したいと思います。

1. 古い角質を除去する


まずは古い角質を除去することから始めましょう。毎日のクレンジングや洗顔は丁寧に優しく行うことを常に心がけることが大切です。そうして、日々の汚れをしっかりと落とすことを心がけましょう。

その上で溜まってしまった古い角質を除去するケアを並行して行いましょう。とはいえ、貼って剥がすようなコスメや肌を擦る必要があるコスメの使用は、肌を痛める恐れがあるので厳禁。

穏やかに角質を除去する効果のあるクレイマスクや塗るだけで角質ケアできるコスメなどを使用しましょう。

2. 成分にこだわって肌をしっかりと保湿する


古い角質を除去するケアと並行して必ず行って欲しいのが、「保湿」です。しっかりと保湿しなければ再び角質肥厚を引き起こす可能性もあります。

保湿というとこっくりとしたテクスチャーのクリームや高価な美容液に手が伸びがちですが、テクスチャーに惑わされるのではなく、配合されている成分にこだわって商品を選ぶことが大切です。

オススメの保湿成分はやはり「セラミド」。セラミドは保湿の王様とも呼べる成分なので、できるだけセラミドの配合率の高い商品を投入しましょう。

この他、保湿コスメとしても肌の柔軟性を保つコスメとしてもぜひ取り入れていただきたいのが「乳液」や「オイル」です。乳液やオイルを使うと肌が柔らかくなるので、角質肥厚の予防や改善に効果的です。

洗顔やクレンジングの後すぐに乳液やオイルを使うスキンケア法は、次に使うコスメの浸透を高める効果があるのでオススメです。

3. UVケアは年間を通して行う


太陽の光を浴びる機会が減ったり、日差しの強さが気にならなくなるとUVケアを行わないという人がいますが、これはNG!紫外線は曇りの日も雨の日も常に降り注いでいます。それは例え室内で過ごしていても同様です。

そのためUVケアは年間を通してしっかりと行いましょう。それが角質肥厚を予防する大切な要素でもあります。

4. 肌を温める


寒くなると体も冷えますが、肌そのものも冷えています。それも角質肥厚を招くことにつながるので血行を促進させるケアや肌そのものを温めるケアを取り入れることも大切です。

そのためには毎日肌をマッサージしたり、蒸しタオルやスチーマーで肌そのものを温めたり、湯船にしっかりと浸かったり、運動したりということを習慣にしましょう。

また、コスメの中には炭酸が含まれているものなど血行を促進する効果や、肌を温める作用を持つものもあるので、そういったコスメを使用するのもオススメです。

5. 十分な睡眠とバランスのとれた食事を心がける


睡眠不足や乱れた食生活は角質肥厚の原因となります。そのため時間だけでなく、質にもこだわって十分な睡眠をとることを心がけましょう。

食事では、ターンオーバーを促進させる作用のあるビタミンAを豊富に含む食品と強い抗酸化作用を持ち、血行を促進させる作用を持つビタミンEを豊富に含む食品を同時に摂取することが効果的です。

ビタミンAはレバーやうなぎ、人参、カボチャなどに豊富に含まれています。ビタミンEは、ナッツ類や煎茶、アボカドなどに豊富に含まれています。ぜひレシピを考える上での参考にしてください。

まとめ


この他、ストレスを溜めないこと、体を休める時間を作ることなども大切です。また、肌チェックも毎日欠かさず行うのがオススメです。

角質肥厚に陥った時はすぐに解消できるものではないので、焦らずに丁寧なケアを続けていくことを心がけましょう。
遠藤 幸子
アンチエイジングアドバイザー、エイジング美容研究家

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