(ブルームバーグ): 世界で唯一時価総額が1兆ドル(約112兆円)の大台に乗る企業、米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が中国訪問中に、世界で最も評価の高いスタートアップ企業、バイトダンス(字節跳動)の北京事務所に立ち寄った。

  クック氏がバイトダンスの本社で従業員と話し、創業者張一鳴氏と握手する写真は11日に中国のソーシャルメディアに投稿され、広がった。ニュースアプリの「今日頭条」を運営するバイトダンスの担当者はコメントを控えた。アップルに取材を試みたが返答はない。

  クックCEOは「iPhone(アイフォーン)」最新機種発売から1カ月足らずのタイミングで同社にとって最重要の海外市場である中国を訪問した。グレーターチャイナ(大中華圏)はアップルの売上高の約2割を占め、ハードウエアの大半が製造されているだけに、同社にとって極めて重要な地域だ。

  バイトダンスは2012年創業で、「今日頭条」や動画共有アプリ「抖音」(英語名Tik Tok)の成功を追い風に世界のスタートアップ企業ランキングで急浮上した。ソフトバンクグループなどからの新たな資金調達プロセスに入っていると言われ、企業価値は750億ドルと、ウーバー・テクノロジーズをしのぎ世界最大のスタートアップ企業と評価されている。

原題:Apple’s Cook Visits World’s Hottest Startup During Beijing Trip(抜粋)

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