(ブルームバーグ): 欧州中央銀行 (ECB)政策委員会メンバーであるオランダ中央銀行のクノット総裁は、マイナス金利が銀行に与える副作用を緩和する対応策をECBが検討するに当たり、金融政策として明確な理由が必要になるとの認識を示した。

  クノット氏は3月31日付の独紙ハンデスブラットとのインタビューで、 「マイナス金利が銀行の収益性に影響を及ぼし、それにより金融政策の効果が阻害されているという裏付けがある程度少なくともなくてはならない。その解決策として、金利の階層化が最善の方法だと私が納得する必要もある。いずれの点も疑問がある。いずれにせよ、銀行への影響は規模やビジネスモデルによって大きく違っていくる可能性がある」と語った。

  ECBのチーフエコノミスト、プラート理事も先週のブルームバーグとのインタビューで、ECBの中銀預金金利について、クノット氏と同様の発言を行った。ECBのスタッフが、銀行の一部超過準備に対し最も低いマイナス金利の適用を免除する「階層化」の問題を検討しているが、決定は行われていないとプラート氏は述べた。

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