(ブルームバーグ): 米下院民主党は、2016年米大統領選へのロシアの介入疑惑を捜査したモラー特別検察官の報告書全文などの提出を求める召喚状送付に向け始動する。この動きは法廷闘争につながる可能性がある。

  下院司法委員会は1日の発表文で、3日に召喚状の承認に向けた採決を行う予定を明らかにした。バー司法長官は先月29日の議会宛ての書簡で、編集されたモラー氏の報告書を4月半ばまでに議会に提出すると表明した。

  ナドラー下院司法委員長は1日に電子メールで配布した発表資料で、「議会は編集されていない特別検察官報告書の全文と、裏付けとなる証拠へのアクセスを要求する」と明らかにした。

  下院司法委は元ホワイトハウス当局者5人に文書の提出を求める召喚状も計画していると説明した。元法律顧問ドン・マクガーン氏、首席戦略官を務めたスティーブ・バノン氏、広報部長だったホープ・ヒックス氏、プリーバス元首席補佐官、元補佐官アン・ドナルドソン氏が対象となる。

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