(ブルームバーグ): キリンホールディングス(HD)は26日、オーストラリアで酒類や飲料事業などを手掛ける子会社ライオンのチーズ事業を約224億円でカナダの乳業メーカー、サプートに売却することで合意したと発表した。

  事業売却により、2019年1−3月期に約571億円の減損損失を計上する予定だという。これに伴い、キリンHDは今期(19年12月期)の純利益予想を従来の1200億円から629億円に下方修正した。売却は年内に完了する見込み。

  キリンHDは昨年、ライオンの飲料事業の売却検討を開始。キリンHDによると、チーズ事業を除くライオンの飲料事業売却について複数の買い手と交渉を進めているという。同飲料事業には乳飲料・果汁飲料などが含まれる。

  キリンHD広報担当の佐藤啓太氏によると、売却するチーズ事業は売上高ベースでライオンの飲料事業の11%を占める。キリンHDは、約3500億円でライオンの飲料事業を07年以降に取得していた。  

©2019 Bloomberg L.P.