(ブルームバーグ): 米連邦通信委員会(FCC)は、米携帯電話事業者TモバイルUSによる同業スプリントの買収について、採決の実施を決めた。買収実現に向けた最後の米規制ハードルとなるこの採決で計画を承認するよう、FCCのパイ委員長は14日、委員らに勧告した。

  この勧告を受けてFCCは、21日以上に及ぶ可能性のある非公開討議期間に入る。委員会メンバー5人のうち共和党系委員3人が先に支持を表明しているため、承認が見込まれる。米司法省の反トラスト局は7月26日にこの買収計画を承認した。

  FCCの正式承認は9月に下りる可能性があり、それを経てTモバイルとスプリントは法的な縛りなしに買収を完了することができるが、一部の州規制当局が買収阻止訴訟を起こしていることから、FCC承認後に買収完了に向かうかどうかははっきりしないと、ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ジェニファー・リー氏は8月2日付リポートで指摘した。州の訴訟は12月に審理が予定されている。

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