(ブルームバーグ): 韓国向けの輸出管理が厳格化された半導体材料のレジストについて、主要メーカーのJSRが輸出許可を得たことが分かった。事情に詳しい一人の関係者によると、同社の申請を経済産業省が19日に許可した。 

  匿名を条件に話した関係者によれば、今回の許可で5−6カ月分のレジストの供給をカバーできるが、その後も個別申請が必要になる。今回個別許可の対象となったレジストは韓国のサムスン電子が量産化に取り組む最先端の半導体製造に必要な材料。

  日本政府は7月4日から半導体材料など3品目を包括許可制から個別許可に変更した。世耕弘成経済産業相は今月8日、初めて許可を出したと発表しており、それに次いで明らかになった。

  JSRの株価は朝方、一時前日比1.3%安まで下落していたが、この報道の後に持ち直し0.1%高の1720円で取引を終了した。

  JSRはレジストの世界シェアトップ企業で、東京応化工業や信越化学工業も生産する。JSRとサムスンの広報担当者は経産省による許可について、それぞれコメントを控えるとしている。

(JSRの株価動向を追加しました)

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