(ブルームバーグ): ソフトバンクグループとその関連会社が、新規株式公開(IPO)を控えた米ウィーワークの株式約29%を所有していることが分かった。同社幹部が今週、アナリストとの会合で明らかにした。これまで開示されていなかったこの出資比率は、ウィーワークのパフォーマンスがソフトバンクにも大きな意味を持つことを示唆する。

  シェアオフィスを展開するウィーワークは4日、ニューヨークでアナリスト向けに事業について非公開の説明会を開いた。事情を直接知る関係者によれば、ウィーワークの幹部はまた、共同創業者のアダム・ニューマン最高経営責任者(CEO)が最終的に株式約29%を保有する見通しであることも会合で明らかにした。同CEOは現在約22%を所有しているという。

  投資家はウィーワークのIPO計画を綿密に精査しており、同社の支出とコーポレートガバナンス(企業統治)に関して懸念の声が上がっている。IPOの目論見書には、さまざまな株主の持ち分に関する情報が含まれているが、出資比率は明記されていない。ただ、ニューマンCEOがIPO後少なくとも1年間は株式を売らない方針であることは示されている。ソフトバンクとウィーワークの担当者はコメントを控えた。

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