(ブルームバーグ): 2日のニューヨーク外国為替市場ではドル指数がほぼ変わらず。9月の米民間雇用者数が市場予想を下回る伸びにとどまったため、対円を中心にドル売りが膨らんだ。ただ、今週の主要経済指標の発表待ちの雰囲気も強かった。

ブルームバーグのドル指数は0.1%低下。一時0.3%上昇したが、経済指標が予想を下回り、軟化したADPリサーチ・インスティテュートが発表した民間雇用者数は13万5000人増。予想中央値は14万人増。前月は下方修正された米供給管理協会(ISM)が前日に発表した9月の製造業総合景況指数は2009年6月以来の低水準だった3日発表のISM非製造業景況指数は前月からの低下が見込まれている4日発表の雇用統計で景気や金融政策の先行きに一段と注目が集まる可能性があるニューヨーク時間午後4時51分現在、ドルは対円で0.5%安の1ドル=107円18銭、対ユーロでは0.2%下げて1ユーロ=1.0958ドルニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は米経済について、振り返って見ると力強いようだが、見通しは不確実性やリスクが多いため、強弱まちまちの様相だと発言リッチモンド連銀のバーキン総裁は、企業に影響を及ぼしている不透明感が家計にまで打撃を及ぼすのかどうかを判断をする上で消費者信頼感に注目していると述べた今週は米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長とパウエル議長も講演する

欧州時間の取引

  ドルは前日のISM製造業指数を嫌気した下げを埋めた。世界経済を巡る懸念で他の主要通貨も圧力を受けたことが背景。スイスのインフレ指標が予想を下回ったため、地政学的リスクが再燃しているにもかかわらず、スイス・フランは上昇しなかった。

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(最終段落を追加し、更新します)

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