(ブルームバーグ): オピオイド系鎮痛剤の販売を巡る訴訟の決着を目指すマケッソンやカーディナルヘルスなど4社の最高経営責任者(CEO)が裁判所への出頭を求められた。事情に詳しい関係者2人が交渉の部外秘を理由に匿名を条件に明らかにした。

  オピオイド中毒問題で初の連邦レベルの裁判を担当するクリーブランド連邦地裁のダン・ポルスター判事は、医薬品卸売りのマケッソンとカーディナルヘルス、アメリソースバーゲン、医薬品メーカーのテバファーマスーティカル・インダストリーズの4社の和解提案について協議するため、各社CEOに18日に裁判所に出向くよう求めた。

関連記事:J&Jや薬品卸売りがオピオイド訴訟で和解提案、計2兆円超

  関係者によると、ポルスター判事は16日、陪審選任手続きが始まる中で今回の要請を行い、和解に向けた交渉が大詰めを迎えていることを示唆した。複数の州・地方自治体が医薬品のメーカーや卸売業者を相手取って起こした訴訟では、21日から同地裁で審理が始まる予定。4社は全てのオピオイド訴訟を決着させることを目指している。

  テバとアメリソースバーゲンの広報担当者は、CEOがクリーブランドに出向くかどうかコメントを控えた。マケッソンとカーディナルヘルスの広報に電話と電子メールでコメントを求めたが、16日夜時点で返答はない。

©2019 Bloomberg L.P.