(ブルームバーグ): 米携帯電話事業者TモバイルUSのスプリント買収を阻止するために複数の州が起こした訴訟で、連邦地裁判事は、州側の主任弁護士が訴訟に関与しないよう求める米司法省の申し立てを退けた。

  ニューヨーク・マンハッタンの連邦地裁のロバート・リアーバーガー下級判事は、訴訟への介入を求める米政府の要請を認めず、来月に審理開始を控える中、司法省の反トラスト法(独占禁止法)部門はもっと早く行動できたはずであり、そうすべきだったとの判断を示した。

  州側の弁護士であるグレン・ポメランツ氏は、米政府がAT&TのTモバイル買収計画を阻止するために起こした2011年の訴訟で、政府側の主任弁護士を務めていた。両社は計画を断念している。

  Tモバイルとスプリントの合併を承認した米政府は、ポメランツ弁護士が関与すれば訴訟に悪影響が出ると主張。Tモバイルとスプリントは同氏の関与に異議を唱えていない。州側は4月に同弁護士の起用を発表していた。

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