(ブルームバーグ): 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は30日、4月に子会社化したインドネシアの商業銀行大手バンクダナモンの株価下落により2074億円の減損損失を計上すると発表した。

  30日時点で同社の株価は取得原価と比較して50%以上下落。買収時に上乗せされたのれんの価値が減った分を一括して償却するため、2019年4−12月期に特別損失を計上する。9000億円としている今期(20年3月期)の純利益予想については、「今後変更が生じた場合はお知らせする」として据え置いた。今期末に株価が回復していた場合には、通期決算で損失を戻し入れる。

  

  バンクダナモンは高い収益性を持っており、損失計上後も、バンクダナモンも含めた海外の銀行事業戦略に変更はないとしている。MUFG傘下の三菱UFG銀行はこれまでバンクダナモンに段階的に出資しており、発行済み株式数の94.1%を保有している。 

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