(ブルームバーグ): 安川電機の2019年9−11月期の連結営業利益は43億円と市場予想(58億円)を下回った。米国で半導体関連需要に回復の兆しがみられたが、長引く米中貿易摩擦が影響した。

  9日の発表によると、今期(2020年2月期)の営業利益予想は前期比50%減の250億円を据え置いた。3−11月の営業利益は168億円で、今期計画に対する進捗率は67%。

  セグメント別の売上高は、主力のACサーボモーターを含むモーションコントロール(MC)とロボット事業ともに減少した。受注も減少が続いているが、落ち込み幅は縮小している。

  安川電はMCとロボット事業が収益の柱。サプライチェーン(供給網)の一翼を担う同社の決算発表は多くの企業より1カ月ほど早く、製造業の業績を占う先行指標と位置付けられている。

  日本工作機械工業会が9日発表した2020年の受注見通しは、19年見込みに比べ4%減の1兆2000億円だった。

(決算の詳細を追加しました)

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