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●日本株は反落、新型ウイルス感染拡大と円高−輸出や素材安い

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  東京株式相場は反落。中国で新型ウイルスによる死者が増加し、感染拡大への不安が高まった。為替相場が円高に振れて機械や化学など輸出株、原油市況安で石油関連が売られ、鉄鋼や非鉄金属の下げが大きかった。

  野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、「新型ウイルスは感染拡大などの情報が小出しで続いており、いつ大きな被害が出てくるかと投資家を疑心暗鬼にさせている」と指摘。中国で移動制限も出てきたことから、「訪日中国人による春節消費をあてこんだ日本などにマイナス」と話した。

東証1部33業種では海運、鉄鋼、非鉄金属、空運、鉱業、石油・石炭製品が下落率上位その他金融は上昇東証1部売買代金は1兆9516億円と4日連続で活況の目安とされる2兆円を下回った

●長期・超長期金利が2週間ぶり低水準、リスク回避の買いーフラット化

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  債券相場は上昇。長期・超長期債利回りは約2週間ぶりの水準に低下した。新型ウイルスの感染拡大への警戒感から株安・円高が進み、リスク回避の買いが強まった。超長期ゾーンを中心に金利低下が大きくなり、利回り曲線はフラット(平たん)化した。

市場関係者の見方

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

株式相場の下げ拡大が効いて先物に買いが強まり、長期・超長期債利回りも一段と低下した新型ウイルスの影響に対する警戒感や、影響は限定的とみていても、中国株に強気だった投資家は春節休暇前に利益確定の売りを出しやすい海外勢にとって10年債は米国債対比で妙味が落ちており、マイナス金利がどんどん深くなるとは思わないただ、国内勢は外債投資が減っており、10年金利がマイナスならプラス金利の超長期債に資金が滞留する発想になりやすい

日銀オペ

残存5年超10年以下、10年超25年以下、25年超の買い入れ額はいずれも据え置き。20年物は新発171回債が対象外、170回債は対象に入る応札倍率はいずれの年限も前回に比べて低下

  

●ドル・円約2週間ぶり安値、新型ウイルス感染懸念重し−109円台半ば

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  東京外国為替市場でドル・円相場は下落。中国で新型コロナウイルスによる死者が増加し、感染拡大に対する不安が高まったことを受けて、リスク回避の流れで円高が進んだ。円は豪ドルを除く主要16通貨に対して上昇。豪ドルは予想を上回る豪雇用統計を受けて買われた。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト

今は新型ウイルスの正体が明確に見えない恐怖という初期段階。材料に対して株安・円高に反応しやすい状況新型ウイルスというテーマに最も反応しそうな上海株や香港株が下落していることや、日本株も下げておりリスクセンチメントが冷やされ円高に年度末の円への資金還流といった需給要因が前倒しで現れてくると、ドル・円は107円台の今年これまでの安値までの下落リスクが生じる

  

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