(ブルームバーグ): 世界経済フォーラム(WEF)第50回年次総会(ダボス会議)で注目を集める17歳の環境活動家グレタ・トゥンベリさんに、地球温暖化に関連付けて経済問題を論じる資格があるだろうかと、ムニューシン米財務長官は批判を一蹴した。

  グレタさんの活動で活発になった気候変動の経済学を巡る議論について、ムニューシン氏は23日にコメントを求められ、「彼女はチーフエコノミストなのか」と問いかけた。「大学に行って経済学を学んで、その後で私たちに説明できるようになるだろう」と話した。

  トランプ氏は21日のスピーチで、環境活動家を「われわれの生活のあらゆる側面をコントロール」しようと心に決めた「人騒がせな人々」と批判。これを受けてムニューシン長官は、気候変動に対する政権の姿勢を繰り返し説明している。「われわれの見解について、間違った解釈がある。米政権はきれいな空気ときれいな水が大切なものだと固く信じている」と同長官は述べた。

  グレタさんはスピーチで、ダボスに集まったエリートたちの「空虚な言葉と約束」は気候変動について何もしないのに等しいと、厳しく批判していた。

  

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