(ブルームバーグ): 債券相場は上昇。長期金利は約2カ月ぶりの低水準を付けた。中国発の新型肺炎の感染拡大に対する警戒感から株安や円高が進み、リスク回避の買いが強まった。相対的に超長期ゾーンの金利低下が大きくなり、利回り曲線はフラット(平たん)化した。

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

新型肺炎拡大への警戒感で人やモノの動きが鈍り、中国経済の回復期待もしぼむなど、ファンダメンタルズへの影響が意識され始めた朝方は先物主導で買われた感じで、10年金利も予想以上に低下した。ただ、マイナス金利を買い進めていくのも厳しい結局、超長期が買われてフラット化したが、やや過熱感もあり、現物債の買いが盛り上がっている感じでもないあすの40年入札は外部環境がサポートも、2016年7月以来の0.4%割れで決まると投資家が嫌がりそうだ

背景

新型肺炎の死者増加、中国は春節連休を延長−日本は邦人帰国支援 米10年国債利回りはこの日の時間外取引で一時1.62%台と、昨年10月以来の低水準日経平均株価の終値は前週末比2%安の2万3343円51銭。ドル・円相場は一時1ドル=108円台後半まで円高・ドル安が進行

新発国債利回り(午後3時時点)

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