(ブルームバーグ): 債券市場では超長期債が下落。日本銀行が2月の国債買い入れ方針で超長期債オペの回数を減らしたことや、10年債と30年債入札への懸念から超長期債を中心に売り圧力が掛かった。新型ウイルスの感染拡大懸念からリスク回避の買いで長期金利は2カ月ぶりの水準まで下げたが、その後は横ばいまで戻した。

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

グローバルには新型肺炎の感染拡大を受けて中国が資金供給を増やすなど、金利は低下方向ただ、日銀が超長期債の買い入れを減らす方向にあるため、円債市場はフラットニング(平たん化)できない状況今週は10年債と30年債の入札が予定されているが、日銀が利回り曲線を立たせたいというメッセージを出しているため、消化に不安がある

背景

2月の日銀国債買い入れオペ計画、残存10年超の回数を削減 財務省は4日に10年利付国債、6日に30年利付国債の入札を実施する予定一方、春節明けの中国株式相場は大幅安。東京株式相場は日経平均株価が1%安の2万2971円94銭で終了中国当局による大量の流動性供給、世界市場の混乱緩和に効果発揮も

新発国債利回り(午後3時時点)

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