(ブルームバーグ): 中国国務院が香港マカオ事務弁公室のトップを代えた。政府に反対する抗議活動が長期化している香港では、中国本土発の新型コロナイウルス感染拡大への対応を巡っても林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官への批判が高まっている。

  国務院は13日、同弁公室の張暁明主任が副主任に降格し、後任の主任に中国人民政治協商会議(政協)全国委員会の夏宝龍副主席(67)を任命したと声明で発表した。

  夏氏は習近平国家主席の元側近で、浙江省で共産党トップを務めていた。

  中国政府は先月、香港出先機関のトップを代えたばかり。中央人民政府駐香港特別行政区連絡弁公室(香港中連弁)の新たな主任に、習主席が主導した反腐敗運動の実行を担ったことで知られる党幹部の駱恵寧氏が起用されていた。

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