(ブルームバーグ): ウォーレン・バフェット氏が率いる保険・投資会社バークシャー・ハサウェイは2019年10−12月(第4四半期)に一部金融機関の持ち分を減らす一方、バイオテクノロジ―企業バイオジェンと食料品チェーン、クローガーを新たに保有に加えた。

  14日に提出されたフォーム13F報告書によると、クローガー株の持ち分は昨年末時点で5億4900万ドル(約600億円)。1年余り前には小売りのウォルマートの株式を手放していた。バイオジェン株の保有は1億9200万ドル相当。同日の米株式市場では通常取引終了後の時間外取引でクローガーの株価が一時5.6%高。バイオジェンも一時1.6%上昇した。

  バークシャーはイスラエルのテバファーマスーティカル・インダストリーズの株式を既に保有しているが、バイオテクノロジー業界には大きな投資を行っていなかった。

  ウェルズ・ファーゴ、ゴールドマン・サックス・グループ、バンク・オブ・アメリカ(BofA)の持ち分は減らした。これまでバークシャーは出資比率が10%を超えないよう一部の大手金融機関の保有を縮小してきている。ウェルズ・ファーゴとBofAはその水準に近づいていたが、ゴールドマン・サックスは約3.4%にすぎない。

  バークシャーはエネルギー資源会社オキシデンタル・ペトロリアムの持ち分を増やしたほか、家具小売りのRH、サンコー・エナジー、ゼネラル・モーターズ(GM)の保有も拡大した。また、「バンガードS&P500ETF」と「SPDR S&P500ETF」の上場投資信託(ETF)2本を新規に取得した。

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