(ブルームバーグ): 米航空機メーカーのボーイングと同社のサプライヤーは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を乗り切るために少なくとも600億ドル(約6兆6300億円)を提供する連邦支援の確保に近づいている。同社の考えに詳しい関係者が明らかにした。

  議会の採決前だとして匿名を条件に語った複数の関係者によると、ボーイングを含む航空宇宙業界は、2兆ドル規模の景気対策の下でムニューシン財務長官が分配する4540億ドルの一部を利用することが可能になる。ボーイングはまた、国家安全保障にとって重要と見なされる企業を対象とした170億ドルの融資の一部も要請できる。

  ボーイングの幹部は、支援として要請した600億ドルのうち同社が受け取る金額を明らかにしなかったが、同社の受領分の1ドルに付き70セントが、米国を中心とした同社のサプライヤーに流れると説明した。

  25日の米株式市場でボーイングの株価は一時37%上昇。取引時間中として1980年7月までさかのぼるデータ上で最大の値上がりを記録した。

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