(ブルームバーグ): 米ボーイングは2日、従業員16万1000人に向けて自発的な早期退職の募集を発表する見通しだ。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  人員削減の規模や対象部門の詳細は分からないと同関係者は匿名を条件に話した。

  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による旅行需要減少を受け、世界の航空会社による減便で駐機場に置かれたままの旅客機が増えており、ボーイングとエアバスは航空機需要の急激な縮小に見舞われている。ボーイングはさらに、737MAXの長引く運航停止措置や、787ドリームライナーなどワイドボディー機の需要減少にも直面している。

  早期退職募集の見通しは米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じた。ボーイングのアジア在勤広報担当のコメントは現時点で得られていない。

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