(ブルームバーグ): 米電気自動車(EV)メーカー、テスラの1−3月(第1四半期)納車台数は、過去最高レベルを記録した前期を下回ったが、その落ち込みは予想より小幅にとどまった。株価は時間外取引で一時14%上昇した。

  1−3月期の全世界の納車台数は8万8400台と、2019年10−12月(第4四半期)から21%減少したものの、アナリスト予想平均(約7万8100台)は上回った。

  ベンチャーキャピタル会社ループ・ベンチャーズのマネジングパートナー、ジーン・マンスター氏は「テスラが非常によくやったことに感銘を受けた。どうやったのか分からない。悪い数字になってもあらゆる言い訳ができた」と語った。

  全世界で消費者が外出自粛を求められる中でできるだけ迅速に事業への影響を食い止めようと、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「接触を伴わない」納車方法を導入した。引き渡し台数は前年同期を上回ったものの、その伸びは新型車「モデルY」投入や中国の組立工場開設を踏まえると小幅にとどまった。

  テスラは今年50万台以上の納車を引き続き見込んでいるかについては言及しなかった。

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