(ブルームバーグ): ソフトバンクグループが出資する自動運転車のスタートアップ企業、米ニューロは7日、サンフランシスコのベイエリアでの無人低速配送車両の試験走行についてカリフォルニア州当局から許可を得た。公道での無人運転を認められたのはこれで2社目。

  カリフォルニア州車両管理局(DMV)は、アルファベット傘下のウェイモに無人試験走行を許可していた。セーフティードライバーが同乗する自動運転走行試験については60社余りが同州の許可を得ている。

  ニューロの最高ポリシー責任者、デービッド・エストラーダ氏は「新型コロナウイルス感染症(COVID19)のパンデミック(世界的大流行)は、非接触配送サービスの必要性を促進した」と指摘。「当社の無人配送車両『R2』は、食料品や医薬品、荷物の配送で人々が安全に自宅にとどまれるようにすることで、運転の性質と商品の動きを変えるようにカスタム設計されている」と説明した。

  DMVによると、今回の許可によりニューロはシリコンバレーの9都市の一部で2台のR2を時速35マイル(約56キロ)以下の制限速度で試験走行できる。車両は時速25マイルを超えないように設計されている。エストラーダ氏によると、この試験許可により、同社は地元企業に配達することができるようになるという。

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