(ブルームバーグ): 22日の欧州株は反発。テクノロジー企業の決算内容や原油価格の回復によって地合いが改善した。

  ストックス欧州600指数は1.8%高。前日は3.4%安だった。この日は石油、鉱業株が上げをけん引した。北海ブレント原油先物相場が2002年の安値から持ち直したことが好感された。テクノロジー株も高い。STマイクロエレクトロニクスやエリクソンは決算を手掛かりにいずれも上昇した。

  コロンボ・ウェルスのアルベルト・トッキオ最高投資責任者(CIO)は「この明るいムードにはやや驚いた」と話し、「原油は世界の需要、とりわけ工業生産の動向を示す指標として注目が集まっている。株式市場が最悪期を脱したとはまだ考えていない。もう少し辛抱が必要だろう」と続けた。

  欧州債市場ではスペイン債が下落。シンジケート団を通じた同国10年債の発行は150億ユーロ規模と過去最大に上った。10年債利回りは一時18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。

  スペイン債の発行規模に反応し、イタリア10年債利回りは一時11bp上昇して2.27%、ドイツ債とのイールドスプレッドは272bpに拡大した。その後は失速し、欧州中央銀行(ECB)が債券購入ペースを加速させると利回りは低下した。

  ドイツ債はベアスティープ化。英国債は下落した。

  ドイツ10年債利回りは7bp上昇してマイナス0.41%。フランス10年債利回りは6bp上昇して0.14%。イタリア10年債利回りは8bp下げて2.08%。

European Stocks Surge After Bounce in Oil Spurs Risk-On Appetite(抜粋)

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