(ブルームバーグ): サウジアラビアの政府系ファンド(SWF)、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は、ソフトバンクグループのビジョン・ファンドへの投資を担保に、約100億ドル(約1兆700億円)の借り入れを計画している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  国外資産の取得に積極的なPIFは、1000億ドル規模のビジョン・ファンドへの一部投資を裏付けとするマージンローンについて複数の投資銀行と話し合いをしている。非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語った。銀行側との協議は進んでいるが、まとまらない可能性もあり、ビジョン・ファンドがPIFの融資調達に反対することもあり得るという。

  PIFは17日に電子メールで声明を発表。「ビジョン・ファンドへの投資を担保とするマージンローンは計画しておらず、検討すらもしていない」と表明。「PIFには潤沢な流動性があり、ビジョン・ファンドへの投資を担保としたマージンローンについて、誰とも協議していない」とした。

  PIFは15日公表した四半期の届け出で、フェイスブックやボーイング、シティグループ、ウォルト・ディズニー、バンク・オブ・アメリカなどの株式取得を開示した。

Saudi Arabia Wealth Fund Buys Boeing, Citi, Disney Stakes (2)(抜粋)

(第3段落にPIFの声明を挿入し、更新します)

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