(ブルームバーグ): 国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続いている中、東京五輪が開催されない可能性もあるとの見方を示した。豪紙オーストラリアンが22日に伝えた。

  同紙発行元ニューズ・コープが主催した会議での発言を引用したもので、コーツ氏は来年7月の東京五輪開催に関してIOCは「現実の問題」に直面していると述べるとともに、開催可否の検討は10月が重要なタイミングになるとの見通しを示した。

  コーツ氏はまた、来年7月より前にワクチンのヒトへの使用が認められたとしても、五輪の開催条件としては不十分である可能性を指摘した。

  これとは別に、IOCのバッハ会長はBBCの20日のインタビューで、来年夏に開催できなければ東京五輪は中止せざるを得ないとの認識を示した。

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