(ブルームバーグ): 債券相場は下落が予想されている。前日の米国市場で長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが先行する見通し。半面、日本銀行がこの日に実施する国債買い入れオペが相場を下支えするとの見方が出ている。

  先物夜間取引で6月物は米長期金利の上昇を背景に水準を切り下げ、一時151円54銭まで下落。結局は151円63銭と前日の日中取引終値比13銭安で引けた。

市場関係者の見方

東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト

米国など他市場はリスクオン継続、外部環境の悪化は続いており、きょうの国内債券相場は下落と予想。今晩発表される米雇用統計への警戒感もあろう昨日の30年債入札は参加者不足の感があり、何より外部環境の悪化が相場の地合いを悪くした一方、日銀の国債買い入れは支えになろうし、超長期ゾーンを高い利回りで買える好機とも言える先物中心限月の予想レンジは151円51銭〜151円75銭

日銀オペ

対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下前回の買い入れ額はそれぞれ3400億円、3200億円、3700億円備考:日銀:国債買い切りオペ一覧 (表)

海外市場の流れ

4日の米10年物国債利回りは前日比8ベーシスポイント(bp)高い0.82%程度で終了トランプ米政権、次回経済対策は最大1兆ドル規模と想定−関係者【米国市況】S&P500種が反落、ECB政策好感しユーロ上昇

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