(ブルームバーグ): 米有権者の10人に8人は、国内状況が制御不能になっていると考えている。米紙ウォ ールストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースの共同調査で分かった。「制御されている」との回答はわずか15%だった。

  米国民の大多数は引き続き新型コロナウイルス感染拡大を懸念しており、年内の経済正常化や国を団結させるトランプ大統領の能力には悲観的となっている。

  調査は5月28日から6月2日にかけて実施。白人警官によるジョージ・フロイドさん暴行死事件に抗議するデモが行われる最中だった一方、4日発表の5月雇用統計で景気が想定より早く回復しつつある可能性が示される前だった。

  自身や家族の誰かが新型コロナに感染しているかどうかを非常にもしくはやや懸念しているとの回答は計63%と、4月調査の73%から低下。下がった分の多くは共和党支持者を自認する有権者によるものだった。

  経済の現状を「貧しい」とした有権者は全体の約46%。2012年9月以降で最も高い割合となった。

  11月の大統領選に向けた全米支持率はバイデン前副大統領がトランプ大統領を7ポイントリード(49%対42%)。こちらは4月調査から変わらなかった。

  登録済み有権者1000人を対象とした同調査の誤差率はプラスマイナス3.1ポイント。「制御不能」の質問の誤差率はプラスマイナス3.6ポイント。

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