(ブルームバーグ): スポーツウエアメーカー、ナイキの3−5月(第4四半期)決算は市場予想に反して赤字となり、売上高も予想に届かなかった。全米や多くの国での小売店舗休業による影響が想定以上だったことが示唆された。

  25日の発表によると、3ー5月の売上高は38%減の63億1000万ドル(約6800億円)で、アナリスト予想の73億8000万ドルを大きく下回った。1株当たり損益は51セントの赤字。市場予想は10セントの黒字だった。

  2019年12月−20年2月(第3四半期)には多くの消費者向けブランドが苦戦しているのを横目に売上高が市場予想を上回ったが、状況が一変。同社は多くのブランドや小売業者と同様、店舗休業を補うためオンラインのプラットフォームに投資した。電子商取引の活発化でデジタル部門の3−5月期の売上高は75%、為替の影響を除くと80%近い増加を示したが、実店舗の落ち込みを補えなかった。

  株価は時間外取引で一時4.6%安の96.77ドルとなった。スケッチャーズやアンダーアーマー、フットロッカーなど靴販売の他の銘柄も押し下げた。

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