(ブルームバーグ): 破産申請したドイツのオンライン決済会社ワイヤーカードの転換社債は、額面を大きく下回る価格で売却される。同社とソフトバンクグループの短い関係の中心にあった取引が清算されつつある。

  転換社債は8日に行われた入札を受け、額面の12%の価格で売却されることが、入札参加者に送付された通知で明らかになった。ブルームバーグが通知を確認した。通知によると、売却を手掛けるクレディ・スイス・グループは、9億ユーロ(約1090億円)の募集を上回る応募を受けた。

  今回の転換社債は、ソフトバンクGによる昨年のワイヤーカードへの投資でリスクを取り除くのに使われた複雑な証券の裏付けとなっていた。ワイヤーカードの破産申請が同証券の裏付け資産の売却を招いており、この取引は清算されつつある。

備考:ワイヤーカード、破産申請でソフトバンクとの複雑な関係も清算へ

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