(ブルームバーグ): 米ボーイングが開発中の大型旅客機777Xは、来年に計画しているデビューを果たせない公算が大きいと、同機の最大顧客であるエミレーツが明らかにした。エミレーツは2022年より前の同機の納入を見込んでいない。

  777Xの納入は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴うボーイングの生産停止や、認証プロセスの長期化によって延期される見通しだと、エミレーツのアデル・アル・レダ最高執行責任者(COO)が9日のインタビューで述べた。ボーイングは1月に777Xの初試験飛行を行っている。

  エミレーツはまた、発注した115機の777Xの一部を、より小型の787ドリームライナーと交換するよう求めるかどうかも検討していると、同COOは指摘。ドリームライナーはより需要にマッチしている可能性があるとし、発注済みのドリームライナーの納入前倒しも可能性の一つだと述べた。

  

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