(ブルームバーグ): スイスの銀行UBSグループは、来四半期にも自社株買い戻しを再開する可能性を示唆した。4−6月(第2四半期)のグローバルウェルスマネジメント部門の資金流入は市場予想を上回った。

  21日の発表によると、第2四半期の資金流入額は90億ドル(約9700億円)。ウェルスマネジメントの取引ベース収入は8%増えた。信用損失コストは今後数カ月高止まり継続が見込まれるものの、1−6月(上期)の5億4000万ドルには達しない見込みという。 

  4−6月の貸倒引当金の積み増しは2億7200万ドルと、予想を若干下回った。

  UBSは自社株買い再開を検討している。欧州当局は新型コロナウイルス対策として銀行の資本要件を緩和する一方、株主還元の抑制を求め、UBSは3月に4億5000万ドル規模の自社株買いプログラムを停止するとともに配当支払いの半分を延期させた。

  4−6月の純利益は12億ドルと、予想の9億6310万ドルを上回った。グローバルウェルスマネジメント部門の税引き前利益は8億8000万ドルで、こちらも予想を上回った。

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