(ブルームバーグ): 東京都は1日、新たに472人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。2日連続で400人を超え、過去最多を更新した。都内の患者数は累計1万3163人に上り、うち重症者は15人と前日の16人から減少した。

  西村康稔経済再生担当相は1日の記者会見で、東京都の感染者数について「高い水準で推移している」と述べ、専門家による分科会でも議論、分析をし、「なんとか減少傾向にできるよう対策強化をしているところだ」と説明した。

  小池百合子都知事は夏休み中は各地への旅行などできるだけ外出を控えるよう求め、都民に感染拡大防止策の一層の徹底を呼び掛けている。都内全域の酒類を提供する飲食店とカラオケ店に、8月3日から31日まで営業時間を午後10時までに短縮するよう要請。応じた中小事業者には、1事業者当たり一律20万円を支給する。

  NHKによると、1日の新規感染者数は大阪府で195人、愛知県で181人、沖縄県では58人となった。

  西村再生相は、「緊急事態宣言を解除した後は、接待を伴う飲食店を中心として大きな繁華街で感染が広がっている」と指摘。「県知事の判断でガイドラインを守っている店でも営業時間の短縮をお願いする場合に一定の支援をしていくことはあり得る」と述べた。緊急事態宣言の時のように多くの業種に休業要請するのではなく、「エリアや業態を絞った対策」を進めていくとした。  

  大阪府では7月31日に216人の新規感染者を確認。大阪府の吉村洋文知事は5人以上の宴会や飲み会を8月1日から20日まで自粛するよう府民に呼び掛けているほか、6日から20日までの間は大阪市の繁華街・ミナミの一部エリアで接待を伴う飲食店などに対する休業、時短を要請していた。

  

(西村再生相の会見内容を追加します)

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