(ブルームバーグ): 米連邦航空局(FAA)はボーイングに125万ドル(約1億3200万円)の制裁金を科す方向だ。FAAに代わって航空機設計を承認するかどうかを判断する社員が「不当な圧力」を受けたと指摘した。

  FAAの5日の発表によると、こうした行為は2017年にサウスカロライナ州にある787ドリームライナー生産工場で始まった。今回の指摘で焦点となったのはボーイング社員がFAAの安全認証業務を代行した「組織認証許可(ODA)」というプログラム。この制度は737MAXによる2度の墜落事故を受けて厳しく批判されている。

  ボーイングは電子メールで、「FAAが本日発表した民事制裁金案はODAの認定を受けた企業としてのわれわれの責務を明確かつ強く再認識させるものだ」とした上で、「いかなるものでも不当な圧力はわれわれの価値観に見合わず、今後容認されない」と表明。疑われる行為はFAAに報告・開示し、「是正措置」を講じたと説明し、FAAの調査に協力しているとした。

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