(ブルームバーグ): ドイツ銀行は、米検察当局から昨年受け取った召喚状に応じ、トランプ米大統領一族の企業との取引に関連する詳細な記録を提出した。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が報じた。

  召喚状ではトランプ氏およびトランプ・オーガニゼーションがドイツ銀に提出した文書を検察当局に差し出すよう要求していたと、事情に詳しい4人の関係者の話を基にNYTが伝えた。ドイツ銀は、トランプ氏が融資を求めた際に受け取った財務諸表やその他の情報を含む記録文書を提出したという。

  NYTによると、文書請求はトランプ氏事業に対するニューヨーク検察当局の調査の一環。ドイツ銀はトランプ氏と20年間にわたる取引があり、同氏とその企業に20億ドル(約2110億円)以上の融資を提供してきた。

  ブルームバーグはドイツ銀の広報担当者およびマンハッタン地検のバンス首席検事のオフィスにNYTの報道内容についてコメントを求めたが、いずれも発言を避けた。トランプ・オーガニゼーションの担当者からは返答が得られなかった。

ドイツ銀行にNY検察が召喚状、トランプ大統領巡り2019年に−NYT

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