(ブルームバーグ): 外食最大手の米マクドナルドは、昨年11月に解任したスティーブ・イースターブルック前最高経営責任者(CEO)を相手取り、支払われた退職金の返還を求めて提訴した。同氏が複数の従業員と性的な関係を持った上で、「証拠を隠滅し、自身の行為について虚偽の説明をした」ことから、退職金は支給されるべきではなかったとしている。

  イースターブルック氏は解任当初、従業員1人と「合意に基づく関係」を持ったことを認めていた。マクドナルドは7月に匿名の人物から受け取った情報に基づき、さらなる調査を実施。同氏が解任される前に、他に3人の従業員と性的関係を持っていたと結論付けた。マクドナルドが10日、デラウェア州衡平法裁判所に提出した訴状で明らかになった。

  同社の調査によれば、イースターブルック氏は関係を持っていた従業員の1人に対し、最初の性交渉後に数十万ドル相当の制限付き株式ユニットの特別付与を承認していた。両氏はその数日後、2回目の性交渉に及んだという。

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