(ブルームバーグ): トランプ米大統領の側近だったスティーブン・バノン元首席戦略官は20日、米・メキシコ間の国境に壁を建設する資金をオンラインで集めるプロジェクトに関する詐欺や資金洗浄の罪で起訴された。ニューヨーク南部地区の連邦検事正が発表した。バノン被告はニューヨークの連邦地裁で同日行われた罪状認否で無罪を主張した。

  ロングアイランド湾のヨット上で同日逮捕されたバノン被告(66)は、ロウアーマンハッタンの法廷での罪状認否に臨んだ。 同被告は保釈金500万ドル(約5億3000万円)で保釈された。

  バノン被告は国境の壁建設に取り組む団体「ウィー・ビルド・ザ・ウォール(われわれは壁を建設する)」について、完全にボランティアの組織だとしているにもかかわらず、同団体の資金を個人的な目的に流用したり、同団体の創設者に給与を支払ったりすることで、多数の資金提供者に詐欺行為を働いたと、検察当局は主張している。

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