(ブルームバーグ): ブラジルのボルソナロ大統領が住宅購入を低金利で支援する新たな住宅プログラムを始めた。貧困層の支持を固めるのが狙いで、特に左派が伝統的に強い北部および北東部で支持を広げたい考えだ。

  このプログラムは2024年まで160万世帯が住宅を購入できるよう低金利で支援するもので、コストは260億レアル( 約5000億円)近くに上ると試算されている。

  政府が新型コロナウイルス感染拡大の影響で収入を失った非正規労働者に対し月600レアルの現金給付を行打ち出し、ボルソナロ大統領への支持が貧困層を中心に高まっている。ただ、こうしたプログラム全体の財政負担は約2540億レアルに達し、2020年の財政赤字が過去最大となる主因となっている。

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